COOLPIX Aの影にちょっと隠れてしまった感はありますが、同じくニコンから「COOLPIX P330」という高級コンデジが発表されています。
こちらは一応、COOLPIX P310の後継という位置づけのようですが、COOLPIX Aに負けじと言うわけではないのでしょうが、撮像素子が1/1.7型に大型化(P310は1/2.3型)されています。
さらにレンズもP310の24-100mm相当F1.8-4.9から、24-120mm相当F1.8-5.6の5倍ズームに拡張されています。
さすがにテレ端はちょっと暗いなぁという気もしますけど、素子の大型化までやってることを考えれば十分なものです。
また、個人的には待望のRAW対応もしてくれています。
P310はRAWに非対応だったので、そこが普及帯モデル並みに感じてしまう部分があったんですよねぇ。
もちろんこれも素子の大型化に伴って、RAWで見てもらっても恥ずかしくない内容になったからこそ、なのかもしれませんが。
ほかにも歩行中や走行中の手振れを軽減できる「ACTIVE」モードもあったりで、今回のCOOLPIXはかなり力が入ってる印象です。
正直、昔のCOOLPIXはOEMで作らせたのをニコンブランドで売ってるだけ、みたいなものも多かったんですけど、それではニコンのブランドイメージまで下げてしまうということに気づいたのかも。
あとは価格だけが心配ですが、スタート時点で4万円台中盤と、それなりに納得の行く価格のようです。
P310の値下がりも気になるところではありますけど、こればかりは素子とRAW対応で、個人的にはこちらしか選択肢には入ってこないだろうなぁと思います。
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