MacBSの日常生活的日記

COOLPIX P80、触ってきました

Nikonのかなりコンパクトな高倍率デジカメ「COOLPIX P80」が
店頭に並んでいたので、触ってきました。


Nikon COOLPIX P80 ブラック

昔、私も使っていたDMC-FZ1を彷彿とさせますが、レンズ銘の
NIKKORが、なんとも魅力的に見えます。
もちろん、LUMIXのLeicaも全く負けてはいませんけれど。

広角28mm相当からの18倍ズームという、すごい倍率なわけですが、
ズームしても、思ったほどレンズが前に伸びず、重心が前に傾く
印象はあまりありませんでした。

また、コンパクトなボディですが、グリップの形状が良いのか、手に
フィットしやすく、ズームしてもバランスが悪くなりづらい気がしました。

液晶画面は最近のカメラらしくキレイで大きいですが、電子ビュー
ファインダーも付いています。
こちらに切り替えてみましたが、こっちはFZ1の頃とあまり変わらない
レベルの荒さで、おまけ的な感覚かなぁと感じました。

あと、使ってみて少し気になったのが、先日触ってみたS600などと
違って、どうも顔認識の精度が落ちる印象でした。

望遠だからなのか、それとも手ぶれ補正の影響なのでしょうか?
まぁ、個体差の可能性もありますが、顔認識を重要と考える方は
購入前に実機で確認されたほうが良いかもしれません。

手ぶれ補正は光学式ではなく、CCDシフトですが、その影響か、
多少、ブレ補正の振動が手に伝わってきます。
通常モードでは気付かない程度ですが、スポーツ連写モード(?)に
切り替えると、かなりはっきり分かるくらいの振動が伝わります。

それだけ頑張って補正してくれてるおかげで、テレ端でもかなり
ブレづらい印象でした。

ほかに、カタログスペックをみていて気になったのは、撮影時の
視野率が上下左右とも約97%なんですね。
再生時はもちろん100%です。

これは、CCDシフトの影響なんでしょうか?
それとも、最近、各社がやってるらしいレンズの歪み補正のマージン
なのかな?

ほかにも、正方形フォーマットでの撮影ができるなど、機能は
デジタル一眼以上に豊富です。

ただ、高倍率でのコンパクトさ、というメリットを考えないと、
かなり安くなってきているデジタル一眼との差別化は難しいかも。
CCDも小さいので、高感度撮影の面でもデメリットを追っていますからね。

とはいえ、高倍率ズームレンズ1本のお値段で十分おつりが来る
お値段ですから、カジュアルに使う分には良い選択肢なのかも
しれません。

モバイルバージョンを終了