先日、カメラ店にニコンのタッチパネルなコンパクト「COOLPIX S230」が
置いてあったので、早速、試してきました。
光学的な部分はごく普通の性能ですが、やはりなんといっても
タッチパネルが最大の特徴です。
単純にインターフェースがタッチ式なだけでなく、ピントを合わせたい
ところをタッチすると、そこにピントやAEが働く機能もあって、そのメリットを
活かそうと考えられたものになっています。
ただ、片手をタッチパネルの操作に使うことになるので、しっかりと
持つのが、少し大変かも。
また、本体背面の右手部分がちょっとしたグリップのような形状に
なってるので、タッチパネルの操作は左手ですることになるんですよね。
そのあたりを配慮すると、よりグリップ性が高いミディアムコンパクトの
ほうが、タッチパネルの採用は、かえって好ましいのかもしれません。
あと、シャッターやズームなどの操作も、できればタッチパネルで
できたら良いかもしれませんね。
このあたりはファームウェアでも対応可能なはずですし、既存概念に
とらわれないインターフェースを実現してほしいものです。
ただ、画像編集や簡単レタッチなどをタッチパネルで出来る点は
わりと新しい試みかと。
タッチパネルの分解能が上がっているおかげもあるのでしょうね。
主にタッチパネルの感触が中心の試用でしたが、光学性能面は
やや中途半端かも。
ズームも35mm相当からの3倍で平凡ですし、マクロモード時でも
約10cmまでしか寄れないのは、ちょっぴり残念。
ただ、デザインの質感は金属な感じで良いですし、シンプルですが、
飽きのこない機種だと思います。
お値段も安めのスタートですし、おすすめ候補に入れられる一台だと
感じました。
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2 Responses
2月 23rd, 2009 at 12:23 PM
iPhoneのようにつまんだり伸ばしたりして
ズームできたりは簡単にできそうですもんね
使いやすいかはまた別ですけど
2月 23rd, 2009 at 12:28 PM
SKY ONEさん、コメントありがとうございます。
UIの特許の絡みもあるでしょうが、せっかくのタッチパネルですから、
そこで完結できたら何よりですよね。
タッチパネルにすると、カメラのデザイン自体も
見直すべきなのかもしれません。