ニコンからAndroid搭載のコンデジ「COOLPIX S800c」も発表されました。
以前から何度かカメラもOSを搭載すべきでは?というようなことを書いてきましたが、ついに登場しましたね。
今はまだなんとなく突飛な変種みたいな印象がありますが、今後は一般化してくるのではないかな。
デジタルオーディオプレーヤーなどでは、すでにそれほど珍しくない存在になってきていますしね。
OSのほうは無難にAndroid 2.3とのことで、他のアプリをインストールすることもできるそうです。
無線LANも搭載ですし、専用アプリ「Connect to S800c」でFacebook、Twitterなどに直接投稿もできるとのこと。
GPSも搭載してますし、アプリを入れれば画像加工も当然出来るでしょうから、これまでのデジカメとはちょっと違う使い方ができそうです。
気になる画面の解像度は約82万ドットの3.5型の有機ELワイド液晶ということなので、1120×720くらいの画素数でしょうか。
CPUやRAMなどは一切記述がないですが、アプリケーション領域は約680MBと多くはないようで、Android端末としてはあまり期待し過ぎないほうが良いかも。
あと、バッテリーの持ちもちょっと気になるところです。
バッテリーはEN-EL12で、最近のニコンのコンデジでは良く使われているものです。
そういえば、このバッテリがなくてチェックできていないジャンクが、うちに結構あったなぁ。
また、肝心のカメラ機能のほうは25-250mm相当の10倍ズームと、最近の機種らしい性能を有しています。
RAW撮影機能はないですが、もしSDKが公開されれば、アプリで現像なんていうことも可能になるのかも。
お値段も4万円代前半のスタートと、純粋なカメラ好きとは違った方向で、結構人気が出そうな気がします。