Panasonicのコンパクト「DMC-FX66」が店頭に並んでいたので、
ちらっと触ってきました。
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展示機がちょうどコスメティックモードになっていたのですが、
この機種のひとつの特徴でもある機能でしょう。
肌キレイ的な機能なわけですが、美肌、ナチュラル肌、褐色肌と
肌の傾向を選べるのも新しい感じです。
ただ、機能的に人種を限定しているようなふしもあるのですけど、
そのあたりは大丈夫なのかなぁ?
「はだ色」のクレヨンですら、うるさいご時世ですからねぇ。
効果自体は店頭のポップでも十分確認できました。
透明感の調整も3段階でできて、他社のメイクアップ効果以上に
はっきりした効果が得られるような気がしました。
カメラの操作系は相変わらず、アナログな要素を残したパナソニック独特の
UIです。
モード切り替えや電源などがアナログなスイッチになってるのは
個人的にはわりと好きなほうですが、デジタルな操作に割り当てられている
機能との差別はどこにあるの?というのが、そろそろ曖昧になって
きている気もしました。
さきほどの「コスメティックモード」はダイヤルですし、逆に昔は
ダイヤルに割り当てられていたマクロはボタン操作になっていますし。
ただ、全般的なメカや作りの精度の良さは、さすがだなという感じです。
特に、薄型に仕上がった沈胴レンズの動きは非常になめらかで、
これだと故障しづらいんじゃないかな?という信頼感を感じます。
液晶割れ対策もしっかりされていますし、これまでジャンクになってしまった
古い機種たちをたくさん見てきた身としては、ウィークポイントへの
対策をしっかり取っている安心感が他ブランドより高い印象です。
画質面は店頭ですからあまり細かくはわかりませんでしたが、
画素数競争の弊害がまた高まっている印象はありますねぇ。
レンズ性能も小絞りボケの観点からも、そこまで高画素化する意味は
すでになくなってると思うのですけど、わかりやすいスペックという点で
訴求しやすいのでしょう。
そんな画素数のためというわけでもないでしょうが、SDXCに対応しています。
ただ、MotionJPEGな動画は最大2GBまでという制限があります。
こうした部分はちょっと中途半端かもしれませんね。
ただ、これまでに少しずつ積み上げてきたいろんな機能は完成度を
しっかり高めてあるように思います。
その上でHD動画や超解像など、新たな試みにも挑戦しているという点では
コンパクトなサイズでしっかり頑張っているモデルだと感じました。
でも、このモデルにだけ言える話ではないのですが、そろそろガラパゴス的な
展開からの脱却にも期待したいところかもしれません。
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