MacBSの日常生活的日記

DMC-FX77を触ってきました

Panasonicのコンデジ「DMC-FX77」が店頭に並んでいたので、ちらっと触ってきました。

FXシリーズは私も結構使ってきましたが、今回はタッチパネルにビューティーレタッチと、方向性をかなり変更してきた感もあります。
大胆の背面は液晶だけ、というスタイルなのですが、このタッチパネルの反応がどうも…。

「直感的」と謳われているのですが、慣れてきた場合の迅速さとか確実性を完全に無視したインタフェースになってるんですよねぇ。
これまで、かたくなに再生切り替えをスライドスイッチでやってきたのに、ここに来て一気にタッチパネルのみ、というのはどうなのでしょう?
むしろズームこそタッチパネルでも良いと思うのですが、そこはシャッターボタンと同軸ではなく、独立したスライド式のものになっていますし。

タッチパネルを触れた場合のレスポンスも「え?」という感じの鈍さでした。
私の指との相性が良くなかったのかもしれませんが、一瞬間がある感じの反応だったのは何故かなぁ。
最近はコンデジの値下がりもはげしいので、あらかじめコストダウンを図ってあるのかもしれませんねぇ。
FX700も今や、すごく値下がりしてしまっていますし。

また、タッチした際に何らかのリアクションがエフェクトなどでしっかり返ってくるiPhoneやiPadに慣れていると、この機種のようにタッチしてもボタンの色が反転する程度の反応では指の下に隠れてしまって、ちゃんとできたかどうか、掴みづらく感じてしまう面もあるのかもしれません。

そんなことを考えつつも、スライド3Dを試してみました。
しかし、これまた中途半端な感じは否めません。
まず、3Dで撮影しても本体では3D表示することができません。
見るためには「3D対応ビエラ」が必要という…。
せっかく大きな液晶を搭載したのですから、簡易表示でも良いから、確認表示できる機能があっても良かったのではないでしょうか。

というわけで、ビューティーレタッチも試さずに別の機種に移動してしまいました。
どうも差別化、付加価値と、思いつく機能をてんこ盛りにしてみたという印象で、カメラ好きにはあまり興味がわきづらい機種のようです。
逆に、廉価なS1あたりはなかなか好印象だっただけに、ちょっと残念な気がしました。

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