PanasonicのDMC-G1が思いのほか良い感じなので、調子にのって今度はキヤノンのマウントアダプタに替えて、FD 55mm F1.2を一本だけでお散歩のお供にしてみました。
まずはほぼ開放に近いところで。
多少曇りの天気でシャッター速度も1/4000秒まであるとはいえ、さすがに開放のままだと結構ギリギリです。
描写もかなりソフトな感じになりますが、GF1の時よりピントが合わせやすいので助かります。
そして少し絞ってあげれば、ぐんとシャープに。
たぶんF2くらいだったかと思うのですが、このくらいまで絞れば十分実用になりますね。
それにしてもGF1の時はどうもトーンカーブが暴れる感じがあったのですが、G1のそれは素直な気がするんですよね。
古いレンズにありがちなフレアっぽさもそれほど目立たない気がするし…。
G1のほうがマウントから撮像素子までの間が空間が狭く、フレアカッターっぽい構造になってるのが効いてるのかな?
あとは画像処理エンジンが変更になってるのも関係してるのかも。
暗所ノイズなどはエンジンの改良で良くなってるのでしょうが、個人的にはG1のほうが素直な画を出してくれるので扱いやすい気がします。
ともあれ、正直、G1にそこまで期待していなかったので、かなりうれしい誤算です。
GF1にLVFがないなぁと思っていらっしゃる方にもオススメかと。