Panasonicのハイエンドマイクロフォーサーズ機「DMC-GH3」がやっと国内発表になったようで。
海外での発表を先行するのは銀塩の時代も結構ありましたけど、最近はその後、国内で出るまで時間がかかるのが目立つような印象がありますね。
生産効率などの目処が立ってからの発表という意味なのか、それとも海外市場重視なんですかねぇ。
バッテリーグリップが用意されていたり、マグネシウム合金製ボディだったりと高級感はありますが、一般にはやはり「マイクロフォーサーズは素子が小さいしねぇ」と言われちゃうかも。
レンズをコンパクトにしやすいという点では素子もほどほどの大きさが良いともいえるのですが、それでも(あまりこの呼び方は好きではないのだけど)35mmフルサイズと比べちゃうとやっぱりさすがに小さいかな、という気はしちゃいます。
ただ、レンズの豊富さというのもマイクロフォーサーズのメリットで、NEXがなかなかレンズラインナップが揃わないというのはやっぱりレンズ設計の難しさという一面もあるのかもしれません。
単純にSONY一社とOLYMPUS、Panasonicという数の違いもあるかとは思いますけどね。
いっそのこと、素子を大きくしつつ、レンズは今のものが使えるような仕掛けができないものですかね。
ニコンがやってるようなクロッピングでも良いですが、拡大光学系みたいアダプタを挟むとか…。
光路長の問題もありますから、マイクロフォーサーズのレンズではなく、フォーサーズのレンズを対象とするとかいうのもアリかな、なんて思いますが、そんな光学アダプタは画質的に無理なんでしょうね。
本題のGH3のことはほとんど書かなかったような気もしますけど、実はPanasonicのG,GHシリーズは実際に触ってみると、結構好きなシリーズだったりします。
お値段的にGH3を今すぐ買いたいとは正直思いませんが、スペックに囚われずに一度撮ってみたいカメラではあります。
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2 Responses
10月 26th, 2012 at 6:39 PM
フォーサーズ、マイクロフォーサーズのセンサーサイズは「110フィルム」とほぼ同じですからね。高さは同じで幅は極わずか(コンマ何ミリ)に広い。それを知っちゃうと「ちっさいなあ」とは思いますね。
縮小光学系と言うのは、昔ニコンと富士フィルムが共同でやったことありますね。拡大は...、無いかな。問題になるのはフランジバックでしょう。縮小でも645の中版カメラ並の大きさになりましたから、マイクロフォーサーズのコンパクトさは確実にスポイルされると思ってます。
フォーサーズに限らず、ミラーレス機には「スクエアセンサー採用」で縦横の構え直し不要なカメラを出して欲しい。もちろんEVFもスクエアで、縦横切替もワンタッチで...。ついでにスクエアフォーマットでも撮影できれば尚ヨシ。イメージサークル的には無問題なのですから出来そうな気がするんですけどね。
10月 26th, 2012 at 7:57 PM
straysheepさん、コメントありがとうございます。
コンデジの素子などはもうミノックス(8x11mm)のさらに約1/4のサイズだったりしますから、ビックリですね。
ワイコンやテレコンの性能を見ても、光学系でやるのはやっぱりちょっと無理がありそうですね。
やっぱりレンズによってクロップするような仕組みでしょうか。
超高画素の素子を使い、クロップ時はそのまま、フルサイズでは4画素混合とかやるほうが現実的かもしれません。