カメラ店に立ち寄ると、Panasonicの高級コンパクト「DMC-LX3」が
店頭に並んでいたので、早速、触ってきました。
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見た目はLX2と、そう大きくは違いませんが、やはりレンズの威圧感は
30%アップといった印象です。
黒のほうがちょっと精悍な感じで、私は好みかも。
ちなみに、電源を入れると初期のRズミクロンのように先細で、
ライカっぽいデザインに感じます。
電源を切ると、レンズは格納され、かなり奥に入っていきます。
これだけ収納されるのだったら、レンズカバーも構造上、内蔵可能
なのでは?という気がしました。
あえて着脱式にしなくても、なんとかならないものかなぁと。
おそらくワイコンなどのアクセサリ類が取り付けやすいように、
という点と、高級感の演出も兼ねて、交換式レンズのような
デザインにしたのかも。
あと、正面から見たところは、「こだわりのカメラ」という印象ですが、
裏面は液晶が大部分を占めていることもあり、ごく普通のレイアウトで、
カーソルキーあたりなど、もう一工夫ほしいデザインかも。
写りのほうはレンズが明るいだけに、室内でも感度を上げずに
撮れて良好でした。
周縁部の流れも思った以上に少ないですが、画像処理エンジンのせいか、
やや平面的な絵に仕上がってる感じがしました。
正直、ライバルはGX200という印象で、これに対してはレンズも
カメラとしての仕上がりも、一歩リードしている印象を受けました。
ただ、GR DIGITALやSIMGA DP1とは、やっぱりちょっと世界観が
違うかなぁというのが、個人的な感想です。
どちらが優れているとかではなく、これ一台で完結できるかどうか、
という点で、やはりLX3はオールマイティーさを持つがゆえに、
尖った創造性は包み隠されている印象です。
とはいえ、性能を引き出せば、奥は深そうなカメラですし、
気軽さとこだわりを両立できる点では、バランスの良い仕上がりと
いえるかもしれません。