Panasonicの高倍率ズームコンパクト「DMC-TZ10」が店頭に並んでいたので
ちらっと触ってきました。
HX5Vと比較されることが多そうな機種ですが、まず感じるのはTZ10の
がっしり感です。
HX5Vはプラスティックな印象がありましたが、こちらはそれに比べればだいぶ
しっかりした感触があります。
Panasonicらしいアナログなスイッチが電源や撮影/再生切り替えに割り当てられて
いるので、なんとなく安心感があるかも。
ただ、実際に店頭で使っていたら、実は暴走しちゃったんですよね。
詳しい原因はわかりませんが、内蔵メモリで動画を撮ろうとしたら、動画サイズの
表示が点滅して、そのまま、すべての操作を受け付けなくなりました。
こうなると、機械的なスイッチに見える電源も切れなくなっちゃうんですねぇ。
見た目は機械式に見えても、結局は電子スイッチなんですね。
暴走の原因が展示機だけの問題なら良いのですが、もしかしたらファームウェアに
バグがあるのかもしれません。
それはさておき、内蔵メモリの少なさもちょっと気になりました。
15MBしかないので、動画はおろか、静止画でもほんの数枚しか撮れません。
これくらいしかないなら、いっそのこと、「メモリがありません」と赤字で大きく
表示してくれたほうがメモリカード忘れに気づくんじゃないかな。
あとはそれほど特筆する感じではなく、堅実な仕上がりだと思います。
ただ、HX5Vにくらべると、地味な感じはありますね。
そのわりには、GPSの表記が派手に上面にあって、デザイン上の主張が
強い感じですし。
どちらかといえば新しいもの好きな方にはHX5Vのほうがオススメできる
ポイントが多いですが、マイク位置や作りのがっちりさなど、ベーシックな部分は
しっかりしていると思います。
ただ、その点から考えても動画撮影時の暴走はちょっと残念な印象でした。
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