FOVEON搭載のAPSコンパクト「DP-1」に後継機「DP-1s」が
登場するわけですが、その違いがインプレスで紹介されています。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/special/20091104_326397.html
機能的にはファームウェアで対応できるんじゃない?というくらい、
目立った差がないんですが、実際の両機を比べると、レンズの
コーティング色からして違うのがわかります。
公式には「逆光撮影をした際に画面が赤くなる現象を改善」とされて
いますが、要するに「サッポロポテト」といわれた現象が軽減されて
いるようです。
そもそも、だいぶ意地悪な条件でないと目立たなかったとは思うのですが、
DP-1sだと、ほとんど出ない、といっても良い状態になっていますね。
撮像素子の表面反射が原因かなぁと思っていたのですが、レンズ側の
コーティングで対応したのかな?
あと、写真の色合いも、やや変化しているようです。
ホワイトバランスが安定した印象で、JPEGの発色がある意味、
普通になっています。
もちろん、普通になったのは良いことなんですが、FOVEONらしさが
失われていないかというのも、ちょっと心配かも。
まぁ、FOVEONの味を引き出すにはRAWと純正現像ソフトが
最適だと思いますから、大きな問題ではないかもしれませんが。
価格的にはDP-1sも結構安めからのスタートのようですし、
FOVEONが気になってる方には結構オススメかと。
そういう私も、ずっと気になってるんですけどね。