MacBook Air M3が増えてフォトプランの2台制限だと若干足りない場面も出てくるかもなぁと、DxO PhotoLab 7を使ってみることにしました。
DxOというとDxOMarkというカメラなどのベンチマークが有名ですが、あそこがNik Softwareを買収して生まれたのがPhotoLabなんだそうです。
それだけにレンズ補正が優秀で、しかも最近はノイズ除去にも注力しているようです。
Adobeと違って買い切りなのでバージョンアップのことを考えなければお得感もあります。
そのあたりは今さらここで書いても仕方ないので他にお任せするとして、今まで撮ってきた写真で軽く試してみました。
レンズの補正データは画像一覧を閲覧時にダウンロードのダイアログが出てきますので、それを落とすことで補正されるようになります。
結構古いレンズでも補正データが用意されているようでそこはオールドレンズが多いので助かります。
目立って補正が効いてるなぁと感じるのはライカ銘などのマイクロフォーサーズのレンズ群です。
周辺が派手に流れているようなものもシャープに補正され、多少のやり過ぎ感はないとはいえませんがハイレゾショット的な感じに仕上がります。
なにはともあれ、実際の写真を貼ってみましょう。
まずはLightroom Classicの写真から。
お次がDxO PhotoLab 7。
現像パラメータが微妙に違いますし、ちょっとフルサイズだと大きすぎるのでリサイズしてありますけどね。
もうちょっと遠景でLightroom Classic。
そしてDxO PhotoLab 7。
こちらは等倍切り出しした画像(中央左側から)も貼ってみます。
上がLightroom Classic、下がDxO PhotoLab 7です。
周縁部だとさらに効果は高まりますし、あまりわざとらしさもないように思われます。
RAW現像ツールとしてみると現像速度や使い勝手(慣れもあると思いますが)はLightroomのほうがやっぱり上ですけど、メーカー純正のものよりはずっと洗練されていますし、十分以上に実用になりますね。
ちょっと古いカメラでノイズに悩まされているといった場合にはかなり有効なツールになりそうな気がします。