キヤノンから新しいデジタル一眼レフ「EOS Kiss X6i」が登場するようで。
一応、一眼レフと書きましたが、今回のモデルは像面位相差AF搭載でライブビューや動画記録に軸足が移り始めていて、もうレフはファインダーのためだけ、みたいな感じになってきています。
同時に出た高倍率ズームもあらたにSTM(ステッピングモーター)を搭載していて、こちらも併せてミラーレスへの布石なのかも。
ちなみに今回から最後にiが付いてますが、これは「Integrate」や「Inteligent」の意味なんだとか。
インテリジェントは「シーンインテリジェントオート」から来てるのでしょうけど、インテグレートはなんでしょう?
静止画と動画というあたりが無難な回答でしょうが、X50や60Dとの統合なのかも。
話は戻りますが、像面位相差は正式には「ハイブリッドCMOS AF」と呼ばれるもので、位相差であらかた合わせておいて、最後はコントラスト検出で追い込むもののようです。
また、像面に位相差検出センサーがあることによる画素欠落が起きないような工夫もどうやらされているっぽいですね。
AFエリアの問題などもありますが、ミラーレスでは今後、こういった技術を積んだものが増えていきそうです。
他にもライブビューを活かすタッチパネル投入など、かなりの力作になってる感じですね。
個人的にはレンズ資産の関係で、もうEOSを導入することはないと思いますが、これからデジタル一眼レフに手を出す方には有力な候補になるのではないでしょうか。