富士フイルムからコンパクトデジカメ「FinePix F600EXR」が9月に発売になるようで。
これ、先日お借りしたF550EXRの後継機という位置付けですね。
RAW撮影にも対応した15倍ズームのプレミアムコンパクトです。
今回の目玉機能は超解像でしょうか。
PanasonicやCASIOあたりが早くから導入していたかと思いますが、最近は各社搭載してくるようになりましたね。
これにより、24-360mm相当のレンズでありながら、720mm相当まで望遠できるようです。
また、他社のものでもそうですが、ちょっと無理な高画素化でボケボケ気味になってきた絵をシャキッとさせてくれる効能もあるので、そこにも期待したいところです。
もう一つの目玉はGPSに「ARランドマークナビ」という機能が搭載されたことでしょうか。
カメラを向けた方向にある主だった建物や名所旧跡、いわゆる「ランドマーク」を示すバルーン等をARで重ねあわせ表示してくれる機能です。
要するに、iPhoneのセカイカメラみたいな感じですね。
ただ、F550EXRの時はそもそもGPSがまるで位置を取得してくれないという現象に遭遇したんですが、ここは改善されたのかなぁ。
消費電力の問題もありますし、このあたりの改善具合もまた確認したいかも。
ただ、これまで自動的にポップアップしていて(たぶん)不評だった内蔵ストロボも今回から手動ポップアップに変更になってるなど、ちゃんとユーザーのフィードバックには対応してくれてる感じなので、かなり期待できるかもしれません。
あと、塗装が剥げやすかった点も、ブラックのみラバー塗装に変更になってるようなので、ここも改善したのかな?
他だと、「プレミアムEXR AUTO」に、被写体の動きを検出したシーンが追加されたそうで、さらに使い勝手と自動化が進んでるようです。
個人的に気に入っているF60fdやF31fdなどの後継機的な方向性から離れてかなり経ちますが、それとは違うものの、フジらしい別の進化を遂げていってるようです。
ただ、この新製品ペースと価格下落はちょっと早すぎるような気もしますけどね。
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