フジのデジタルレンジファインダー「FinePix X100」のファームウェアがあもなく1.10になるようで。
海外ではすでに配布が始まっているっぽいですが、国内はまだ1.01なんですけどね。
修正内容はおおよそ以下のような感じみたいです。
・視差を減少させる修正されたAFフレーム表示機能の追加
・撮影後の画面で、コマンド制御レバーが押されている間、合焦領域がLCD(EVF)に拡大表示
・ISOオートの場合、シャッターボタン半押しで実際のISO感度を表示
・設定したフォーカスフレームのサイズがOVFとEVFのモード変更後も保持される
・シャッターを押した後にライブビューが暗くなる場合があるのを修正
・RAWモードにおいてのみ、赤目補正の設定を選択可能に
・オートパワーオフからの再開がシャッターボタン長押しから単純押しに
・ベルビア/ ASTIAモードでダイナミックレンジ拡張している場合の暗い領域の画質向上
・OVFのパワーセーブモードをONでカメラが不安定になる現象の改善
・露出補正時のOVFのヒストグラム表示の改善
どうもOVFに絡んだ不具合の解消が多い印象です。
EVFとLVFが複雑に絡みますし、こうしたレンジファインダー機は他社も含め、初めてに近い試みだったので、安定させるまでに時間がかかったのでしょうね。
当初はすごい人気でしたが、最近はあまり話題に挙がってこないかも。
デジタルの世界は流れが早いですからねぇ。
最近はぼちぼち中古も見かけるようなので、一度くらいは触ってみたいなぁと思います。