来春発売予定の富士フイルムのビューファインダーデジカメ「FinePix X100」ですが、公式サイトが開設されたようで。
http://www.finepix-x100.com/ja/
かなり細かい情報や開発秘話的なことも書かれていて興味深い内容になっています。
個人的にはレンズの記事が気になって、その中で「24mm、28mm、35mm、50mmを検討」していたという記載がありました。
GXR同様、撮像素子をレンズに特化させたということもあり、レンズ交換可能にはならなかったわけですが、X100が売れればワイドバージョンとかが出る可能性はあるのかも。
また、シャッターに関してはレンズシャッターですが、かなり凝った仕掛けになってるようで、最高速は1/4000秒となっています。
レンズシャッターだからストロボとの同調も全速でできるのが良いですよね。
対して、ちょっとまだわからないのがEXRプロセッサーの存在。
本来はEXRセンサーのための映像処理エンジンなわけで、EXRではないCMOS センサーを使っているのに何故そのままEXRプロセッサーなんだろう?という疑問がまだ解けていません。
「EXR プロセッサーのAF駆動方式の進化により高速AFを実現」とか、「OVF モードでシャッタータイムラグの極めて少ない快適な撮影が可能」といった記載もあり、なんらかのAF動作に関わっているのかもしれませんねぇ。
また動画については720p/24fpsだとか、SILKYPIXベースの現像ソフトが付いてくるとか、とりあえず知りたいことは大体わかったかな。
来年は各社からミラーレスや大型素子の機種がさらに色々出てきそうな気がします。
素子が大きいというだけではきびしくなることも予想されますし、その中でX100がどういう活躍をするか、気になるところです。