(9/22 0:08追記)
国内発表されたので、一部加筆します。
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カメラ好きの方はもう情報を仕入れていらっしゃるかと思いますが、フジのAPS-C機「FinePix X100」が海外発表されたようです。
その後、国内でもプレスリリース等が出ています。
一番詳しいのはengadgetの記事でしょう。
本体の写真だけでなく、PR動画も出ています。
デザイン的にはKLASSEをデジタル化したような感じですね。
23mm F2のFUJINONレンズは固定で、今回はレンズ交換式は採用しなかったようですね。
ただ、APS-C採用ということからすると、今後もマイクロフォーサーズ参入の可能性は薄くなったと言えるのかも。
なお、レンズは沈胴しないようです。
最大の特徴になりそうなのはハイブリッド式のファインダーでしょうか。
光学式でありながら、フレーム位置やAFポイントをオーバーレイ表示する光学モードと、すべてを液晶ライブビュー表示するEVFモードを切り替えられるという、非常に凝ったものです。
切り替えは前面にあるレバーを使うようですが、仕組み的には光学系に遮へいシャッターでも備えておいて、EVFモードになった時はEVF側の光量を増やすような仕組みなのでしょうね。
あと、本体上面には「EXR PROCESSOR」という文字が見えます。
APS-Cサイズの撮像素子は1230万画素のCMOSだそうですが、ベイヤーではなく、EXRなのかな?
CMOS自体はおそらくソニー製なんでしょうが、固定式レンズの特徴を活かして、マイクロレンズオフセットが専用チューニングされていたりする「カスタム仕様」のようです。
なお、背面にRAWボタンがあるので、RAW対応は確実のようです。
また、Z800EXRやF300EXRで採用された位相差センサーも入ってると、さらにすごいですが、今回はカスタムの範囲でしょうから、従来通りの位相差かもしれませんね。
ただ、高速読み出しタイプっぽい記載も見られますから、AFスピード自体は快適そうな予感です。
あと、マクロも10cmまで寄れるということで、ライバルになりそうなDP2やLeica X1などを良く研究してる感じですね。
NDフィルタ内蔵でボケを活かせる工夫もされてるようですし。
気になるお値段は12〜15万円くらいだとか。
凝った構造を考えると、わりと安めですよね。
KLASSE似のデザインもかなり良いですが、軍艦部の正面があと一歩かなぁ。
軍艦部はマグネシウムらしいですから、実物だともう少し見栄えが良いかもしれませんね。
その後ちらほら出てくる展示物の写真を見ると、意外と大きくなくて、サイズは127 x 75 x 54mmだそうです。
フジでいうと、FUJICA 35FSあたりとか…。
KONICA C35よりちょっと大きいくらい…といっても今の世代にはわかりづらいかなぁ。
そういうわけでコンパクトカテゴリーという括りでの「FinePix」なんでしょうね。
名称としてはもうちょっとラグジュアリーなものが似合うのでしょうが、フジは昔もFUJICAとかFUJIPET、写ルンです、ですからねぇ。
いっそのこと、「FUJIYAMA」とかのほうが海外では人気が出るかもしれませんね。(^^;
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