先日、近所で撮っておいた向日葵の写真を軽くRAWで現像して紗羅に見せたら、「もっと空を青くしたほうがいい」と言われたので、再現像してみました。
普段はLightroomを使っていて、青空をちょっと強調する場合にはブルーの輝度を下げることでお化粧するんですが、今回はそれだとお化粧不足のようです。
単純に彩度を上げる手もあるんですが、今回はPhotoshop CS5の「HDRトーン」を活用してみることにしました。
複数枚を使う「HDR Pro」もありますが、HDRトーンのほうは1枚の写真からHDRのような色調補正ができます。
RAWをシャドー・ハイライトをつぶれていない状態で簡易現像し、16bitで開きます。
あとは各パラメータをほどよく調整するだけの簡単さです。
で、実際にHDRトーンを使った写真を貼ってみましょう。
HDRトーン以外に色相や邪魔な電線も少し消していますが、JPEG撮って出し(下の写真)とでは、かなり印象が違うと思います。
まぁ、こうやって見比べると多少やりすぎのようにも感じますが、HDRっぽい不自然さは少ないですし、さじ加減も自由にできるので、結構使える機能ですね。
今後も普段はLightroomを使うと思いますが、たまにはPhotoshop CS5で多少のレタッチをしてみるのも良いかもなぁと思います。