富士フイルムからチェキフィルムを使ったワイヤレスモバイルフォトプリンタ「instax SHARE SP-1」が2月中旬に発売になるそうで。
デジタル全盛期にあっても未だに人気が衰えないチェキですが、それは何よりすぐに写真に出力できるというところにあるのかと。
スマートフォンで撮った写真にその恩恵を持ってくるのがこのプリンターというわけですね。
スマホアプリからプリンターに送れば、さっとチェキフィルムにプリントされて出てくるというのはかなり人気が出そうです。
以前も赤外線通信時代に同様のプリンターは出ていて、当時はチェキフィルムではなく、Piviという専用フィルムを使ったものでした。
Piviもチェキも感度は同じISO800相当だったようですから、専用にする必然性がなかったような気もしますが。
さらにチェキを使ったプリンターは実は初めてではなく、プリンカムこと、FinePix PR21というカメラ一体型モデルもありました。
このプリンカムはうちにありますから、久しぶりに引っ張り出してきて使ってみることに。
ただ、プリンカム以外で撮った写真はプリントアウトできないという面倒な仕様になっていて、ExifToolを使ってExifをまるごとコピーしてみたり、画像サイズを合わせてみたりしましたが、残念ながらやっぱり印刷できず…。
ちなみにExifToolでのExif情報のコピーは以下のコマンドを使いました。
exiftool -tagsFromFile src.jpg dst.jpg
仕方ないので以前にプリンカム本体で撮った写真をプリントアウトしてみましたが、印刷待ち時間が短いのが良いですね。
プリントアウトしてからボヤッと画像が現れる感じも乙なものですし。
PR21はスマートメディアで210万画素という古いモデルですが、チェキフィルムの解像度ならそのサイズで十分です。
今回のプリンターもスマホ写真がニーズでしょうから、Wi-Fi転送もそのくらいにリサイズされて軽快さを保ってるのではないかと予想されます。
ちなみに、上のプリントの元絵は下の写真です。
instax SHARE SP-1の欠点になりそうなポイントとすれば電源でしょうか。
なぜか電源がCR2を2本使うんだそうで、これで100枚撮れるからフィルムのコストのほうが高いとはいえ、急に電池切れになったら調達しづらそうです。
別売りのACアダプタでも動くらしく、これがどうやら5Vのようですからモバイルバッテリーで使うのがオススメかも。
本体価格は2万円弱のスタートと安くはないですが、いろんな集まりなどではかなり活躍しそうなアイテムかと思います。
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