iPhoneをNikonのデジタル一眼レフのリモコンやGPSユニット代わりに使えるという「ZGR-1」がゼスティーシステムズというところから発売されているようで。
見たところはDockケーブルのようですが、Dockコネクタの反対側がカメラ接続用端子になってるんですね。
同じニコンでも何種類かアクセサリー用の端子は異なっていますが、それもちゃんと考慮されていて、10ピン端子の「ZGR-1a」とアクセサリーターミナルソケットの「ZGR-1b」があるとのこと。
それぞれの対応機種は、「ZGR-1a」がD4、D3S、D3X、D3、D800、D800E、D700、D300、D300S、D2X、D2XS、D2HS、D200とやや古め&高級機向け、ZGR-1bがD7000、D5100、D5000、D90、D3200、D3100と新しい機種向けといった感じです。
ただ、機能としては後者のほうが高機能で、GPS機能はこっちしか対応していません。
うちのD300でGPSが扱えたら、ちょっと欲しかったんですけど、機種側の対応の問題だから仕方ないかな。
GPS機能は1a、1bとも利用可能ですが、1aが使える古い機種の一部(Nikon F6、F5、F100、F90X、F90、FinePix S5 Pro、S3 Pro)にはGPS非対応のものもあるようです。
うちのD300も1aを使うことで対応可能のようです。
iPhoneアプリ側でシャッターを切った時点の位置情報を覚えておいて、あとでGPS情報を付加するようなGPSロガー機能があれば、さらに良かったかも。
なお、iPhone側には専用アプリが用意されていて、アプリ自体は無料です。
シャッターレリーズやインターバル撮影、そして対応機種についてはGPSデータ付与などが可能です。
逆にiPhoneのカメラをリモコン操作するものとしては「iRemote Shutter」などがあるようです。
iPhoneには赤外線機能がないんですけど、これはBluetoothを使うみたいですね。
カメラ側も今後はBluetoothとか無線LANなどに対応してケーブル不要で扱えるようになると、もっと便利になりそう。
SDカードの規格上無理そうではありますが、Eye-Fiみたいにカード側からリモートでシャッターが切れたりしたら面白そうですね。