先日、IXY DIGITAL 25ISにCHDKを入れてRAW撮影を試しましたが、今度はもう少し古いモデル「IXY DIGITAL 600」でも試してみました。
前回でCHDKの仕込み方法は確立していたので、わりと楽に環境は整いました。
カメラ内の処理速度の関係か、25ISよりも起動時のCHDK読み込みが遅いですが、カード自体は前回のものより高速で大容量のものを使ったので、撮影自体はそこそこ快適でした。
JPEGとDNGからLightroomで現像したものを比較してみましょう。
まずはJPEG撮って出しから。
微妙にイチョウの葉の黄色に引きずられてか、ホワイトバランスがイマイチでした。
RAW現像すればホワイトバランスは思いのままです。
多少やりすぎの感もありますが、空の色の濁りがだいぶ抑えられました。
全般にパープルフリンジや白飛びが起きやすい傾向があるようですね。
RAWの生データをみると、コンパクトデジカメの元絵はかなりきびしいものなんだなぁと感じます。
その点では先日の25ISのほうが新しいだけに、少しクセが軽減されているのかなぁという印象もありました。
なんでもかんでもRAWで撮れば良いというわけでもありませんが、廉価な旧機種でRAWも使えるというのは結構メリットもあります。
せっかくだから、もっとRAW撮影ができる機種を広げてみても良い気もしますけどねぇ。
現像ソフトのサポートとか、周辺の手間も増えるのでしょうが、裏技でなく使えるコンパクトな機種も出てほしいなぁと思います。
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2 Responses
12月 5th, 2010 at 11:27 PM
今晩は。
いつも面白いな〜と思って画像を比べています。それにしてもそちらの紅葉は
きれいですね。それともMacBSさんが綺麗なところだけ選んだ?
先日の嵐の翌日にちょこっと出かけましたが、銀杏の実が沢山落ちていて
拾っている人が何人か居て、実がビニール袋パンパンに入ってました。
ホワイトバランスの調整はくせ者で、いつも物撮りで苦労します。時々白い
ボール紙でカスタム調整して撮影することがあり、面倒でもこれは確実ですね。
12月 6th, 2010 at 8:45 PM
shigechanさん、コメントありがとうございます。
わりと近くの神社にちょっとだけあった紅葉を撮影しました。
晴天だったので、発色が良かったみたいです。
逆光で露出アンダーで撮ると色が出やすいのもありますけどね。
例の品、発送いただき、大変ありがとうございます。
出張から戻ってから、ゆっくり拝見しますね。