ライカから噂のモノクロ専用機「Leica M Monochrom」が発表されました。
まずは細かなことですけど、モノクロームですからMonochromeだとばかり思ったのですが、ライカの公式サイトを見るとMonochromで、ドイツ語の綴りになってるようです。
それはさておき、Leica M9-Pを踏襲しつつも、今回はなんといってもモノクロ撮影専用の撮像素子を搭載した点がポイントでしょう。
有効1800万画素のモノクロに特化した素子が積まれています。
モノクロですから当然ベイヤー配列に縛られることもなく、ローパスフィルタも基本的には不要です。
モノクロ特化はソフトなどにもちゃんと波及してあって、現像ソフトのLightroomだけでなく、「Silver Efex Pro 2」も付属してるのは良いですね。
プリントに関してもネットプリントサービスの「Whitewall」と提携して、モノクロ特化のプリントサービスを提供するそうです。
ただ、こちらは日本対応が現状まだ未定っぽいです。
お値段は90万円前後の予定だそうで、簡単に手が出せるものではありませんが、これに触発されて他社からもモノクロ専用機が出てくれると良いなぁと。
GXRあたりは撮像素子ごと交換する設計なわけで、最適だと思うのですけどね。