ライカからMマウントのMFマクロレンズ「マクロエルマーM 90mm F4」が6/28に発売になるそうで。
ライカでマクロエルマーというと私も愛用しているライカRマウントで有名ですけど、Mマウントにも本格的に登場したんですね。
これまではレンジファインダーを使っていた関係上、ライカMはマクロ撮影が苦手で距離計は80cmくらいまで、さらに近接になると通称メガネ付きの近接ズミクロンや前作のマクロエルマーとか、さらに近くなら潜望鏡のようなデザインのビゾフレックスを使うしかありませんでした。
液晶モニターやEVF(オリンパスのが使えるらしいですが)によるライブビューが可能になってようやく実用的に可能になったとも言えるでしょう。
それでもレンズ単体はあくまでも最短撮影距離は80cmという、ある意味普通の中望遠で、これにライブビュー用アダプターを併用することで最短撮影距離が41cmになるという仕様です。
そこまでするならマウントアダプタでライカRレンズや他社のマクロレンズを使ったほうが…なんていうのは野暮ですよねぇ。
逆にライブビュー用アダプターは別にマクロ・エルマー専用というわけではなく、他のMマウントレンズでも使用可能で、結局はヘリコイド付きの接写リングみたいなものかと。
これまたそう言ってしまったら元も子もないんですけど…。
ライカM自体、私自身は(予算が許せば)他とは違った感性を引き出す素晴らしいシステムだと感じています。
でもだからこそ、マクロ領域は他に任せておけば良いのかなぁと。
まぁ未だにライカRを引きずっている私が言っても、ライカさんの現ニーズとは全く違うんでしょうけどね。