ライカから新しいレンズマウントを搭載したミラーレスカメラ「ライカT」が5/26に発売予定だそうで。
少し前から噂になっていましたが、その噂通り、新しくライカTマウントを搭載してきました。
ライカにはスクリューのLマウント(これは現行ではないですが)、そしてMマウント、さらに一眼レフのRマウント(非現行)、そしてSマウントがありますが、5番目のマウントということになるかと。
一応、フォーサーズ陣営に入ってると思うのですが、どうしてもマイクロフォーサーズはイヤだったんでしょうねぇ。
今回のモデルはAPS-Cサイズの有効1,630万画素CMOSセンサー搭載で、マウント部の写真が見当たらないものの、おそらくサイズ的にはAPS-Cのみを想定したものではないかと推測されます。
(4/25 21:35追記)
コメントをいただいた動画(21分53秒あたりから)を拝見すると可能性としては35mmフルサイズもなんとかなりそうに見えますので、将来性は残した形かもしれません。
Mマウントも他のミラーレスと同様、マウントアダプタ経由で装着可能ですが、Mマウントは当然MF専用ですから絞り優先での使用です。
他社カメラでマウントアダプタを使う場合とちょっと違うのは6ビットコードに対応しているので測光モードなどの機能面に加えてカメラ内レンズ補正なども場合によっては対応可能というところでしょう。
Tマウントは当然ながらAF対応の電子接点付きなんでしょうが、その辺りの詳細も記載は見当たりません。
(4/25 21:35追記)
こちらも動画を見るとマウント上部に電子接点が配置されています。
当初登場するレンズは「ズミクロンT f2/23mm ASPH.」と「バリオ・エルマーT f3.5-5.6/18-56mm ASPH.」で、どちらも20万円超の高級レンズです。
雰囲気はPanasonicから出ているライカ銘のレンズやFUJIFILMのXマウントに似ている印象ですが、さすがに自家製ですかね?
カメラ自体としてはライカMのようなレンジファインダーはなく、シンプルなライブビュー専用モデルです。
ただ外付けEVFは用意されていて、この名称が「ビゾフレックス」なのはライカらしいなと感じますね。
全体的にお金の掛っていそうなアルミユニボディやアウディ社デザインのアクセサリーなどへの言及が多くて、性能がイマイチ分かりづらいですが、流行りのWi-Fi機能やスマホアプリなども用意されるようですし、ライカMに比べればずいぶん現代的な仕上がりになってるのでしょう。
ボディ価格はライカにしては安めで23万7600円だそうですし、レンズ性能次第では面白そうだなとは思います。