SONYのミラーレス「NEX」がかなり人気のようですが、それと同じマウントを使ったムービーカメラ「NEX-VG10」が海外発表されたようで。
海外では9月発売だそうですが、国内での発売は未定だとか。
国内はNEX-3/NEX-5も好調だから、それとぶつからないための配慮かな?
お値段は動画対応の高倍率レンズ「E 18-200mm F3.5-6.3 OSS」とセットで、2000ドルほどだとか。
NEX-3/NEX-5とくらべると効果ですが、APS-Cサイズを投入したビデオカメラとしては破格の価格設定ですね。
はるか昔、CanonのLX-1というレンズ交換式カメラを使っていましたが、あれは1/2型CCDだったなぁ。
EOSアダプタを装着すると焦点距離2倍相当になって、これでEF35-350mmやEF20mmなどを使ったりしていましたが、38万画素というのはかなり悲しかったのを思い出します。
望遠側ではやはりEFレンズの描写を体感できた記憶もありますが、USMでも電磁絞りの音を拾ったりしていたけど、最近のEOSでの動画撮影だと平気になってるのかなぁ?
今回の「NEX-VG10」は動画も1920x1080pixelですし、LX-1とは隔世の感があります。
あと、MFになるとはいえ、αマウントのレンズも使えるのは個人的には魅力です。
さらに静止画なら1400万画素と、デジタル一眼との二役までこなしてくれるわけですから、すごいものですねぇ。
ただ、ひとつだけ気になるのがEマウントレンズです。
新しいマウントが登場した場合、まずはレンズラインナップを充実させるのがこれまでの定番だったかと。
しかし、NEXに関してはあまりレンズは揃ってないんですよねぇ。
パンケーキと標準ズーム、そして今回の高倍率ズームで、望遠ズームすら、まだ登場していません。
動画への対応となると、αマウントアダプタはおろか、パンケーキや標準ズームでも弱いようですし。
今回のVG10の登場で、こうしたレンズ部分が強化されると良いなぁ。
もちろん、αレンズのサポートもしっかりお願いしたいところです。
いろいろ気になる部分もありますが、旧αユーザーとしてはこの機種だけの話ではなく、NEXシステム全体の成長を楽しみにしています。
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