Nikonからミラーレスカメラのニューモデル「Nikon 1 AW1」が10月に発売になるそうで。
出た当初は「これで大丈夫かな?」という雰囲気も漂ってましたが、予想外(失礼)に売れているらしいNikon 1シリーズですけど、今回のは少し毛色が違って防水・耐衝撃性能にこだわったモデルになっています。
ニコンは昔もニコノスシリーズを出していたりして防水には積極的だったんですよね。
あれもニコノスVまではミラーレスだったわけで、そうしてみると時代は繰り返してるのかも。
当然ながらボディだけでは防水システムは成り立たないわけで、今回のもボディ単体発売はなくて、防水防塵の標準ズームレンズ「1 NIKKOR AW 11-27.5mm f/3.5-5.6」がセットになっています。
35mm換算だと30-74mm相当ですから通常の標準ズームとほぼ同等な画角がカバーされていますし、ズーム時もしっかり防水が維持されるのはさすがです。
コンパクトな単焦点レンズ「1 NIKKOR AW 10mm f/2.8」も用意されるそうで、季節的には夏とは正反対の時期ではありますけど、待望のモデルという方も多いかも。
なお、これまでに出ているNikon 1用レンズも使えますが、当然ながらそれだと防水にはなりません。
併用する場合は、ついうっかり防水のつもりで持ち出さないように注意が必要かもしれません。
そもそも防水であっても外でレンズ交換するのは危険なので、そういう意味では標準ズームで使うのが一番相性が良いのでしょう。
ニーズがかなり限定されるような感じなので高いのかなぁと思いきや、標準ズームレンズとのセットで実売8万円前後と、思ったよりは安いですね。
防水だけでなく落下高さ2mの耐衝撃性能もありますし、ラフに扱えることで撮影の幅が広げるのがこのカメラの本質とも言えそうです。
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