ニコンから新しいミラーレスカメラ「Nikon 1 J4」が4/24に発売になるそうで。
最近はコンデジも高級機は大きめの素子と良いレンズを搭載してきていますが、Nikon 1 J4はそれらに対抗するような仕様になってきているようです。
重さもバッテリーとメディア込みで約232gと、このくらい軽ければ普段も持ち歩けそうです。
最近の定番、Wi-Fi機能もありますから、スマホやタブレットではカバーしきれない部分を補うのにも良いでしょう。
レンズ交換式ですから本体だけが小さくてもダメですが、標準パワーズームレンズの「1 NIKKOR VR 10-30mm PD-ZOOM」も沈胴式でたためば58mmほどとずいぶん頑張ったなと思います。
コンデジでも最近のは完全に本体に沈み込まずに飛び出し気味のものも多いですからね。
なお、ダブルズームキットはこれに30-110mmが追加される形だそうです。
Nikon 1シリーズで私がやや気になるのはローパスフィルターレスという部分でしょうか。
画像処理エンジンの「EXPEED 4A」でモアレ低減はされているでしょうし、レンズ側がある程度、ローパスフィルター的な役割を担ってくれるとはいえ、起きるかどうかが運任せになる部分はあるかと。
今回の標準ズームはMTF曲線を見る限り、光学特性もかなり優秀そうですし。
昔のニコン機についていた手ブレ検出やペンタックスがやってるようなVR機構を使ったアクティブローパスみたいなものがあれば、だいぶ安心感があるのかなぁと。
逆に価格面はやはりNikon 1の大きな魅力でもあります。
準メイン機としても使えるポテンシャルを持ちつつ、コンパクトで廉価だからこそいろんなシチュエーションで使えるという部分もあるでしょう。
J4本体には防水機能はありませんが、防水ケースもラインナップされますし、メーカー側もその辺りを承知してるんだろうなと思います。