Nikon D600のファームウェアが久しぶりに更新されていたので、早速アップデートしておきました。
公開されたのは「Firmware C:Ver.1.03」で、修正内容は以下の通りとのこと。
AF-Pレンズ使用時に下記の対応をしました。
– ピント合わせを行った後にカメラの半押しタイマーがオフになると、再び半押しタイマーがオンになったときにピント位置が変わらないようにしました。
– マニュアルフォーカス時、フォーカスリングを回し続けて無限遠や撮影最短距離に到達している場合が分かるように、ファインダー内のピント表示が点滅するようにしました。(ライブビュー撮影時には、画像モニターのフォーカスポイントが点滅します。)
AF-P DX レンズに対応しました。
以下の現象を修正しました。
– 電磁絞りのレンズ(Eタイプ)との組み合わせにおいて、ライブビューで静止画撮影すると適正な露出にならない場合がある。
– カメラで[カスタムメニュー]> d10[露出ディレーモード]を設定してから、Camera Control Pro 2 から撮影すると、撮影できているにも関わらず「撮影できませんでした。」とエラーメッセージが出る場合がある。
AF-Pレンズへの対応強化が主体のようです。
そもそもAF-Pレンズが何か?すら知らない状態だったんですが、調べてみたところ、ステッピングモーターを搭載したもののようです。
ニコンも気持ちとしてはミラーレスに本格移行したいんでしょうけど、あまりにも既存の資産が大きすぎて簡単にはいかないんでしょうね。
いっその事、もっと大きな素子で新たなマウントを作ったほうが訴求力はあるのかもしれませんが、そもそも撮像素子を作れないというハンデがありますからねぇ。
ま、そんなことを言いつつD600のファームウェアアップデートを喜んでるようなユーザーが居るから困るんでしょうけど。
早速ダウンロードして更新しようとしましたが、バッテリー残量が足りないと言われ、まずは充電から。
デュアルスロットの片方にFlashAirを入れているのもあって若干バッテリーの減りが早いんですよね。
スペアのバッテリーが必要なほどでもないですけど、古いモデル用はなくなる可能性もありますからそのうち入手しておくことにしましょう。
私は6月に出たらしい「ゆがみ補正データ Ver.2.016」も入れてなかったので、個別に2回アップデートしました。
特に目新しいところも不具合もなく無事に完了しています。
D600というとゴミ問題でD610に交換してもらった…なんて情報も良く目にしますが、うちの個体は改良バージョンなのか、一向に不具合のような症状は出ていません。
念のために延長保証も入ってるので、もし症状が出るならその期間内にしてほしいところです。(出ないのがいちばんですけども…。)
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