ニコンからFXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ「D810」が7月中旬に発売されるそうで。
いまだにD300を使っていて、いわゆる「35mmフルサイズ」は銀塩しか使ったことがないんですけど、気になっていないわけではありません。
ただ、うちにあるような古いレンズではそもそも性能をしっかり生かせないでしょうし、オールドレンズが画角通りに使えるという点も、そもそもオールドレンズ遊びにちょっと飽きた(散歩撮影では使いづらいから)というのもあって、結局そのままですねぇ。
そんな話は別として、今回のD810は名前こそD800/D800Eのマイナーチェンジっぽいですが、中身は一新されているらしいです。
今回は流行りのローパスレスに一本化したのに伴い、画像処理エンジンもEXPEED 4となっています。
ベイヤーのままでローパスレスというのはレンズがある種のローパスフィルターですよ、というような具合になりがちで、画像処理エンジンでデモアレと言っても出ちゃったものはそう簡単には消せないですからねぇ。
個人的にはサンプリング定理を無視してハイパスフィルターを通してないD/Aコンバーターみたいな感じがして、どうも納得いかない部分があります。
もちろん実際の画像を見たら、ぼやっとしたローパス有りより良いなぁとも思うのですけどね。
画素数はほぼ変わらずの有効3,635万画素ですが、センサー自体は新しいものだとか。
D800Eはローパスありきの設計を無理やり…だったので、今回は最初からローパスレスでの設計になってるという点でも撮像素子の位置など、ボディ自体にも影響が及んでいることでしょう。
ついで、というわけでもないでしょうが、シャッターユニットもミラーバランサーなどが新しくなり、ブレが起きづらくなってるんだとか。
私自身としてはDfよりはこっちのほうがデジタル一眼らしい方向性で良いかなと思いますけど、D300から買い換えるにはまだちょっと弱い(買えない、とも言う)かな。
以前から何度も書いてますが、やっぱり次期メイン機は非ベイヤーの登場を待ちたいと思います。
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