ニコンから噂だったミラーレス「Nikon 1」シリーズが発表されました。
ニコンらしく、最初からレンズなどを結構揃えて出してきましたね。
標準、望遠ズームに単焦点、高倍率ズームの4本がラインアップされています。
Fマウントが使えるマウントアダプタも出るようです。
ただ、焦点距離は35mm換算で2.7倍ですから、APS-C用のレンズでないときびしいかなぁ。
APS-Cからなら、18-55mmも50-150mmくらいでなんとか使える範囲かと。
周辺部分はこのくらいにして、カメラ自体はV1とJ1の2モデルが出ています。
簡単に分ければEVFなしとEVFありですね。
どちらも撮像面位相差AFを実現していて、ここはフジのものとはまた違う方式なのかな?
高級モデルのほうのV1は、なんとなく以前本に載っていたレンジファインダーのプロトタイプに似ています。
バランス的にはJ1のほうが良い気もしますけど。
気になるフランジバックは約17mmとのこと。
NEXの18mm、マイクロフォーサーズの約20mmより短いですが、PENTAX Qの9.2mmほどではないですね。
Dマウントを使うのはちょっと無理そうですし、そういう意味では中途半端かな。
ただ、ニコンはマウントアダプタを積極的に使わせようとは思ってないのでしょう。
あと、予想通り、本体内手ぶれ補正は搭載していません。
個人的にはこれならマイクロフォーサーズのほうが良いかなぁと。
撮像面位相差AFは良いなぁと思いますが、これは規格そのものには関係なく、他のフォーマットでも導入可能でしょうし。
せめてフジあたりが同じフォーマットに乗ってきてくれれば、また印象も違うかもしれないですけどね。
といいつつも、店頭に並んだら、しっかり触ってみたいと思います。