先日からの噂通り、オリンパスから新しいマイクロフォーサーズ機「E-P5」が発表されました。
あまりに噂通りでちょっとおもしろくないと感じてしまうのは、リークをうまくコントロールできてないというところにもあるのでしょうね。
シャッタースピードが1/8000秒までになってたり液晶がより高精細になっていたりという違いはあるにしろ、基本的には「E-M5」をPENに仕立てたという感じで正直やや今さら感もあるのもやっぱりリークによる既視感によるものでしょうか。
本体サイズでいうと、うちにあるE-P1が120.5(W)×70(H)×35(D)mmですが、E-P5は122.3(W)×68.9(H)×37.2(D)mmとこれまたほとんど変わらないサイズです。
E-P5では本体正面のロゴも「OLYMPUS PEN」に変えて、これまで以上にPENを強く意識したデザインですが、これが127(W)x69.5(H)x62.5(D)mmということですから奥行き以外はこれに合わせたというところもあるのでしょうね。
あと、お値段のほうも発売当初のプレミア価格というのもあるのでしょうが、本体のみは無しで、ボディーキャップレンズセットが実売で9万円前後というのが…。
反面、レンズキットのほうはEVFも付いてきますし、14-42mmレンズキットに至ってはEVFとレンズ付きで11万円弱と、なんだか変な抱き合わせ販売になってます。
メーカーにとっては一見良さそうですけど、結局レンズのみが単体で中古市場に出てきたり、本体のみだとさらに廉価に取引されたりして価格下落を早めることになるような…。
E-P1から買い換えるつもりがないのもあるのか、ちょっとネガティブな意見になってしまいましたが、先日も書いたとおり、多少は冒険的な取り組みの一端も見せてほしいというのが正直なところです。
スクエア素子だとか、PEN Fを彷彿とさせるロータリーシャッターとか…ってさすがにそれは無理があるかな。