店頭にキヤノンのコンパクト「PowerShot A3200 IS」が並んでいたので、ちらっと触ってきました。
他にも新しいカメラが目白押しで出ていたんですが、実はその中でも私の中ではかなり上位にランクしたのが、このモデルです。
PowerShot銘ですが、サイズ的には一昔前のIXYくらいの大きさで、グリップしやすい程度にコンパクトだと感じました。
アルミのボディもIXYっぽく感じた理由かもしれませんね。
そして、いちばん気に入ったポイントはモードダイヤル。
最近のタッチパネル化が進む機種とは対角に位置する操作感です。
タッチパネルがすべてダメというわけではないのですが、レスポンスが悪く、ムリヤリ全てをタッチパネルに押し付けたようなインタフェースよりは、やっぱりこなれているなぁと感じます。
レンズも比較的無理の少ない28mmからの5倍ズームで、動作全般もキヤノンらしい軽快さでした。
贅沢をいえば、画素数がもうちょっと少ないか、もしくは裏面照射かのどちらかだったら、もうちょっと方向性もはっきりしたかなぁという気もしますが、販売戦略上、仕方ないところかな。
店頭では残念ながら確認できませんでしたが、被写体を追いかけてくれる「主役フォーカス」やアートフィルタ的な「クリエイティブフィルターモード」もありますし、販売開始当初からかなりお安いお値段ですから、なかなかオススメできるモデルなのではないかと思います。