Canonから、かなり魅力的なコンパクト「PowerShot S90」が
発表になりました。
レンズはF2からと、最近の明るいレンズの傾向をしっかり追従してきました。
個人的には素子が小さいのもあって、必ずしも明るさだけを追求するのも
どうかなぁと思う部分もあるのですが、高感度耐性もしっかり上げ、
さらに手ぶれ補正も装備していますから、すごいことだと思います。
ズームも装備で、この大きさにまとめてきていますし、お値段もGR DIGITAL III
と比べると、だいぶ安いですから、コンパクトの価格競争はかなり厳しい
ものになっていくかもしれませんね。
もちろん、GRとは顧客層が違う部分もあるのでしょうが、レンズ周辺に
装備されたコントロールリングあたりは、カメラとしての魅力を
良く理解した上でデザインしたなぁと感心しています。
コントロールリングには、感度や撮影モード、焦点距離にホワイトバランス
など、いろんな機能を割り当てられるようです。
コントロールホイールも背面にあるので、使い勝手はかなり良さそうです。
さらにRAW撮影にも対応しているし、これは同時に出たG11以上に
魅力的な機種かも。
ひさしぶりに頑張ってるCanonの本気を見た気がするモデルだと感じました。