MacBSの日常生活的日記

SIGMA 60mm F2.8 DN

SIGMAから新しいミラーレス用レンズ「60mm F2.8 DN」が発表されました。

マイクロフォーサーズおよびソニーEマウント用となる、このレンズ、これまで出ていた19mm、30mmのレンズの続編的な位置づけになります。
その19mmや30mmも外観等がマイナーチェンジして「SIGMA 19mm F2.8 DN」、「SIGMA 30mm F2.8 DN」になるわけですが。

まずはそんなマイナーチェンジとなる2本から書いてみますと、Artラインとしてのリフレッシュで、より高品位な仕上がりになってるんだとか。
レンズ構成などは同じですが、外観が金属製になり、マウント部も真鍮製になるとのこと。
これだと写りは変わらないのでは?となるわけですけど、出荷時にMTF測定器「A1」による全数検査が行われるとのことで、ある意味、選別品のようなクォリティになるのでしょう。
レンズは結構、個体差がある印象もありますし、それが少しでも減ってればLimited的な捉え方もできそうです。

その代わり、お値段はおそらく現行モデルの開始価格(2万円弱)くらいにはなるかと推測されますから、それなら安くなった現行モデルを2本買ったほうが…という方も多いかもしれません。
私もどちらかと言うとそっちですけど、今後の買い替えで中古も値下がりしそうですしねぇ。
そう考えると、今回紹介する60mmにしておくのも良いかと。

前置きがずいぶん長くなりましたが、そんな60mmのほうはてっきりDP3 Merrillのレンズがベースかと思いきや、マクロ機能もなく別物のレンズのようです。
ちなみに19mmと30mmのほうはDP Merrillシリーズのレンズにわりと類似していますけど、レンズ構成やMTFはだいぶ違っていて、当然ながらDP Merrillに装着されたもののほうが高品位です。
60mmもレンズ構成をコストダウンしていて画角とマクロ機能がなくなってしまった可能性もあるかも。

マイクロフォーサーズで120mm相当、NEXで90mm相当というのはどちらも面白い焦点域です。
両者ともマウントアダプタで遊べるというのを考えると広角のほうが専用レンズには有利かなとも思いますが、コンパクトさと描写ではやっぱり専用レンズに優るものはないでしょうからね。

ところで、以前噂になったこともあるFOVEONなミラーレスはその後どうなったのかな?
DP Merrillシリーズも充実してきましたし、他社マウントへのレンズが好調っぽいから今のところは投入予定はないのかもしれませんが、プロトタイプとか出てきたら面白いかもなぁ、なんて思いながらCP+の情報を待とうかと思います。

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