二日ほど前ですが、ソニーのデジタル一眼レフ「α350」を
お店で触ってきました。
ライブビューがミラーのパタパタなしにAFもできちゃうところなど、
α700よりも良いんじゃない?くらいに良いイメージを先入観として
勝手に持った状態で、触ってみたわけですが、正直言うと、
さすがに期待しすぎ、という感じでした。
まず、ファインダーの「見え」がα200と同等レベルなのに、
かなり気分が萎えました。
ミラーでやってるわけですから、古くはリコーのTLS401のような
技ですので、プリズム使用機には敵いませんよねぇ。
あと、せっかく気軽に切り替えられるライブビューの切り替えスイッチに
右手でカメラをグリップしたままでは届かないのは、どうかなぁと。
ストラップで提げていれば、まぁちょっとぶら下げて切り替えられると
思いますけれど。
おそらく機械式に切り替える構造になってるために、あの位置に
なってるのではないかと思いますが、少し残念でした。
あと、そういった配置の関係でいうと、シャッターボタンの位置も
少し後ろ過ぎのように感じました。
このあたりはグリップの形状も影響してるのかもしれません。
ブラインドで押そうと思ったら、全然違う場所に指が行ってました。(^^;
良い点というと、やっぱりライブビューでのAFです。
コントラスト検出ですが、スピードには特に不満はありませんでした。
液晶の可動は確かに出来たほうが便利ですけど、レンズなどの
操作に集中したいから、意外とそんなに使わないかもしれません。
特に私の場合、縦位置での撮影も多いですから。
今回、α200やα700とも比較してみたわけですが、正直、私なら
安さのα200か、カメラとして魅力があるα700のどちらかを選ぶと
思います。
特に、α700はあまり期待していなかっただけに、触ってみて初めて
良さの分かるカメラだなぁと感じました。