• 2211月

    SONYから5軸手ブレ補正機能搭載のEマウント、フルサイズ機「α7II」こと、ILCE-7M2が12/5に発売されるそうで。

    Eマウントはレンズで儲ける設定だったのか、基本的にレンズ側に手ぶれ補正を搭載してきたと認識していますが、レンズ内ではPitchとYawしか補正できないためか、それともまずはボディを普及させたいがためか、α-A時代のようにボディ内に手ぶれ補正を載せてきました。
    α-Aユーザーとしてはマウントアダプター経由で活かせるということもあって歓迎ですけれど、これまでの結果を見るとボディ内手ぶれ補正を持たないメーカー機のほうが不思議とシェアを確保しているんですよね。
    コストダウンができるから…という理由もあるのかもしれませんが、おそらくそれを理解した上で当初は非搭載にしてたんだと推測していただけに、今回に至っての搭載はちょっと意外でした。

    逆にいえば、これでもう本格的にα-Aボディへの未練が断ち切れる(断ち切られる?)とも言えそうです。
    今もα-Aは存続してますけど、すでに光学ファインダーではないわけですし、唯一のメリットでもあった手ぶれ補正も搭載され、さらにフルサイズセンサーとなればもう無理に拘らなくても良いのかなと。
    ソニーもそれを意識してかどうかは分かりませんが、マウント部の強化も図ってきたようですし。

    ちなみにいざという時の後継機にと考えていたα37はどうしても発色が気に入らず、手放してしまいました。
    今はα700に接点復活スプレーをして頑張ってもらってますが、今のところはその後はとりあえずNikon D300をメインにして、それからマウントを絞らず全社横並びで次のメイン機を考える予定です。

    私の事情はそのくらいにして、もう一点ちょっとだけ気になったことがあったので、それを取り上げておきましょう。
    RAW記録に関する記述なんですが、14bitで保存される前にBIONZ Xで16bit処理してから保存うんぬん…と書かれています。
    たしかに最近はRAWでもノイズ除去などの「前処理」をしてあるケースが多いわけですが、良く考えたらもう「RAW」ではないなぁと。
    RAW現像ソフトは必死に新機種対応しているわけですし、加工済みにするのであればそろそろ統一フォーマットみたいなものを一緒に考えたら良い気がしますが、AdobeはDNG推しするから話がまとまらないんでしょうかね。

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    Filed under: DigitalPhoto
    2014/11/22 12:00 pm | SONY α7II はコメントを受け付けていません

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