SONYからコンパクトにして光学50倍ズームという「DSC-HX50V」が5月に発売されるそうで。
型番からするとHX30Vの後継という感じですが、光学倍率が従来の20倍からぐんと上がって30倍になっています。
大きさはHX30VのW106.6xH61.9xD34.6mmに対して、W108.1xH63.6xD38.3mmとほぼ変わらないサイズで、バッテリーもHX30VのNP-BG1からNP-BX1に変更になっていることも加味すれば、ほぼ同じといって良いかと。
この大きさに24-720mm相当を押し込むというのは凄いもので、レンズの明るさもF3.5-6.3と意外に現実的な範囲なのも重ねて凄いです。
最近は高画素化競争が一段落したところがあるので、しばらくはこの高倍率化競争が続きそうですね。
実用的にはテレ側はもう十分すぎるような気がしますし、今度は21mm相当くらいの広角対応モデルが出て欲しいかな。
高画素に関しても競争が一段落したとはいえ、今回のHX50Vで有効画素数は2040万画素とのこと。
それを活用した全画素超解像ズームでは実質60倍ズームの1440mm相当での撮影も可能だとか。
このコンパクトさでそこまで実用的に撮れるのか、という不安はありますけどね。
そういえば近所のリサイクルショップにHX30Vの中古が置いてあって、それでもスゴイなぁと思ったところに出てきた発表だったので、デジカメの進化の早さにビックリです。
それだけに旧機種の価格下落も早いというのも表裏一体でして、メーカーさんにとっても辛いところだろうなぁとも思った次第です。
私も一台、この手の高倍率ズーム機があったら良いかもとは思うのですが、できればRAW対応の機種が良いなぁと贅沢な希望を持ちつつ様子見というところです。