ノイズ除去用のプラグインソフト「Topaz DeNoise」が5にバージョンアップしていたので、試してみることにしました。
以前のバージョンとの違いは動作速度で、以前の倍近いスピードになってるんだとか。
なお、Photoshopだけでなく、ApertureやiPhoto、Lightroomからも使えます。
実際に使ってみると、スピードはそれほど速い印象はないかも。
ただ、ノイズ除去能力はかなり良い印象です。
日頃はNik Dfineを使っているのですが、それと比べてもノイズを少なくでき、さらに細部の情報は欠落せずにしっかり残る感じがします。
「ISO1600がISO100相当に」といった謳い文句ですが、そこまでではないにしろ、ISO1600がISO400くらいにはなる感じですね。
私の感想を書いても体感していただけないですから、実際の写真で試してみました。
元画像はFinePix F11のISO1600で撮影した写真で、そこからピクセル等倍で切りだしてあります。
(等倍画像はフォト蔵でご覧ください。)
高感度に強いと言われたコンデジですが、それでもISO1600だと、かなりのノイズです。
これをTopaz DeNoise 5に掛けたのが下の画像です。
(strongプリセットを使用)
縮小表示でもノイズが激減しているのが確認いただけるかと。
それでいて、立体感や細部は損なわれずに残っていると思います。
比較のため、Nik Dfine 2.0で処理した写真も貼っておきます。
(こちらはデフォルトのパラメータで処理)
Dfineもかなり優秀だと思うのですが、それでもDeNoise 5と比べると、細部がぼやっとした感じになってる箇所があって、DeNoiseのスゴさがわかっていただけるかと。
価格は79.99$ですが、今ならクーポンコードの入力で30$のディスカウントになります。
支払いはPayPalかクレジットカードで、ダウンロードのみの販売ですが、まずは30日間の制限なし試用ができますので、高感度でのノイズが気になってる方は試してみる価値はあるかと思います。