MacBSの日常生活的日記

Vivezaを試す

Nik SoftwareのPhotoshop/Aperture用プラグインソフト「Viveza」の
体験版が配布されていたので、試してみました。


(株)ソフトウェア・トゥー Nik Software Viveza

このソフト、ニコンの「Capture NX」でも有名な「U Pointテクノロジー」が
採用された画像処理プラグインです。

補正したい場所をワンクリックで選択し、大体の範囲を円で指定すると、
その部分の「明るさ」、「コントラスト」、「彩度」、「RGB各レベル」、「色相」、
そして「暖かさ(色温度)」がスライドで調整できます。

口で説明してもわかりづらいので、実際に試してみた画像で見て
もらうことにしましょう。
まずは、処理前の画像です。

実画像サイズ 485 x 640 ( 56 kB )
Exif 情報
モデル名 COOLPIX P5100
ISO 感度 / 露出補正値 64 / 0.0
露出時間/絞り 1/360 秒 / F 6.1
露出補正値 0.0
焦点距離 (35mm 換算) 5.0 mm (23 mm)
全 Exif 情報表示…


空の色がくすんでいますし、緑の色もイマイチ鮮やかさに欠けますよね。

そこで、三つの緑の玉それぞれに「U Point」を作り、彩度と緑のレベルを
少し上げます。
さらに、空にも2つポイントを作り、青のレベルを下げ、彩度を少し
上げて、空の青さを演出しました。

その結果が、下の通りです。

実画像サイズ 485 x 640 ( 58 kB )
Exif 情報
モデル名 COOLPIX P5100
ISO 感度 / 露出補正値 64 / 0.0
露出時間/絞り 1/360 秒 / F 6.1
露出補正値 0.0
焦点距離 (35mm 換算) 5.0 mm (23 mm)
全 Exif 情報表示…


分かりやすくするために、多少、大げさに変化を付けてみましたが、
こういった個別のレタッチが、面倒な範囲選択なしに出来るのは
なかなか便利ですね。

ちなみに、PhotoshopもApertureもプラグインで表示される画面は
ほぼ同じで、操作方法も簡潔ですし、動作速度もなかなか速いです。

ただ、公式サイトでも公表されていますが、Mac OS X 10.5上で動作する
Aperture 2.1だと、Vivezaの保存時にApertureが強制終了してしまいました。
現在調査中だそうですので、Apertureでの導入は待ったほうが良いかも。

パッケージにはWindows/MacのPhotoshopプラグインとApertureの
プラグインが同梱されているようです。
これらを全て同時に使用しても良いのかは、体験版だけでは
わかりませんでした。

規約上、問題なければ、PhotoshopとApertureを両方利用されている
方には、お得かも。

Apertureのお値段を考えると、ちょっと高い気もしますが、Photoshopを
使わずに済むなら、安いものですし、あとは上記の不具合の解消を
急いで欲しいところですね。

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