富士フイルムのプレミアムコンデジ「FUJIFILM X-Pro1」の最新ファームウェア1.10が公開されたようで。
以前もちょっと取り上げましたが、もうすぐ発売になる純正の「Mマウントアダプター」に対応するためのもののようです。
焦点距離の設定だけでなく、歪曲収差や色シェーディング、周辺光量補正もできるようになったようですね。
ホントはライカ純正の6bitコードに対応させれば、それらも自動化できるんでしょうが、さすがにそれは無理でしょうね。
マウントの切り欠きで28or90、35or135、50or75は分かるので、メカニカルなスイッチあたりで、これの広角側に対応してくれても良かったかもしれませんが。
他にもマウントアダプタには便利な機能も追加されていて、ピント確認の拡大表示で輪郭強調してピントがわかりやすくなっていたり、マウントアダプターのファンクションボタンですぐに「マウントアダプター設定」メニューが呼び出せたりと、本気でMマウントに対応してきたようです。
確かにLeica M8.2やM9を買うよりはずいぶん安く済みますから、そこのニーズに食い込みたいところもあるのでしょう。
フルサイズの一眼レフあたりが欲しいユーザーさんをストレートに狙っても、色々と厳しいところがありますからね。
なお、Mマウントアダプターは22000円くらいのようで、KIPONなどの電子接点がないタイプに比べればちょっと高めですが、上記の機能を活かすにはやっぱり純正のほうが良いかも。
ただ、マウントアダプタ各社もそのうち電子接点を積んできそうな気もしますけどね。