MacBSの日常生活的日記

ぼくとママの黄色い自転車

昨日は映画「ぼくとママの黄色い自転車」を観てみました。
原作の「僕の行く道」もずいぶん前ですが読んでいたので、
最初の数分を見たところで、さーっとその記憶が蘇ってきました。

ざっくり内容を書いてみると、小学生の男の子が、パリにいると
思わされていた母親が、実は小豆島にいると気づいて、愛犬とともに
父親に内緒の旅をするお話しです。

原作も涙なくしては読めない感じだったですから、映画化されたら
そのパワーもさらに強まった感じです。
ただ、原作とは微妙な違いもあり、また新鮮な感じで楽しめました。

原作では旅をいっしょにしたのは猫でしたし、移動経路もかなり
変わっています。
それ自体は良いのですけど、原作に比べるとちょっと考証がしっかり
していない部分が散見されたのはちょっと残念かな。
特に自転車での移動というのはちょっと無理があるんじゃないかなぁ。

でも、そんな細かい(?)ことを気にするより、とにかく母親への一途な思いと
それを支えてくれたいろんな出会い、そしてその末に待ち受けている結末は
やっぱり涙なくしては見られませんね。

ちなみに、エンディングテーマはさだまさしさんの「抱きしめて」が
使われていて、涙の中にも温かな気持ちでエンディングを迎えられるかと。
映画もオススメですが、原作本もずいぶん安くなってるので、そちらも
イチオシです。

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