映画「県庁の星」を昨日と今日の夜にかけて見ました。
県庁の星 スタンダード・エディション 桂望実 佐藤信介 東宝 2006-10-27 by G-Tools |
織田裕二さん扮する県庁マンが、民間企業、それもスーパーに
派遣される、というストーリー。
民間意識を受けて、次第に心構えが変化していく様子が少し
ユーモラスに、でも誠実に描かれていました。
まぁ、そうはいっても現実は民間企業も結構、「官僚化」している
ところも多いですし、派遣されても「お客様」扱いで、何の役にも
立たない研修ってのが多いのが実情でしょうけれどね。(^^;
現実はどうあれ、柴咲コウさん演じるところのパートの二宮さんの
台詞で「客商売は察すること」というのが、非常に印象に残りました。
そうなんですよね。客商売に限らず、私のようなソフトウェアでも
ハードウェアでも「察する」というところがしっかり出来てる商品は
やっぱり売れますね。
逆に、ちっとも察していないユーザー不在のスペック争いのような
商品は、これからどんどん自分の首を絞めていくのではないかと。
そのあたりに、Apple製品の最近の躍進の鍵があるような気も
しました。
で、映画のほうはやっぱりなんといってもラストシーンの柴咲コウさんの
「笑顔」が、最高の演技でしたね。
あれで全てがほっとできる、そんな気がしました。
店長をはじめ、脇役の方々が素晴らしい演技をされてるからこそ、
主役のお二人が引き立ったんだとも感じました。
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