今年の夏はどうにも暑い日が続きそうな気配で、ブログのサイドメニューに表示している電力使用状況も高い状態が続く日々が続いています。
以前は輪番停電なんて話もありましたが、喉元過ぎれば…というわけでもないでしょうけど最近は非常電源のことも忘れられがちかと。
うちでは昔、キャンピング用に買った充電式で100Vが供給できるPanasonic製のバッテリーをオーディオ用DC電源も兼ねて用意してあるんですけど、これはもうラインナップされてないんですよねぇ。
そこで現行の充電式家電対応バッテリーを調べてみました。
まずはコンパクトなところだとNOATEKのNMP309ACというのが良さそうです。
AC100Vしか供給できないようですが、DC12Vを家庭で使うニーズはそう多くないでしょうからね。
まぁ普段使いする用途を設けておけば、いざという時にバッテリー切れというのを防げるメリットはあるわけですけど。
内蔵のバッテリーは12V 9Ahのもので、100W以下の家電製品が使えます。
30W程度の消費電力であれば2〜3時間、100Wクラスでも45分くらい動きますから、一時的な停電には対応できそうです。
同じメーカーの少し大きめの「NMP822AC30」だとバッテリーが12V 22Ahと少し大きくなりますから、30Wクラスで6〜7時間、100Wでも2時間くらい使えます。
その代わり、重さは9.7kgとだいぶ大きくなってしまいますから、普段の収納場所がちょっと気になってくるかも。
別のメーカーのだと、クマザキエイムのSOLPAというのもあります。
こちらはちょっとお値段が高めですが、オプション(というよりもこっちが本命?)でソーラー充電ができる機能があるのが面白いところです。
バッテリーだけでは結局、電池切れになってしまって終わりなんですが、ソーラー充電対応であれば継続的に電源になりうるというメリットがありますからね。
また、こちらは鉛蓄電池ではなくリチウムポリマー充電池が採用されてるのでサイズが小さめというメリットもあるかと思います。
個人的には普段使いで12V電源を使用するオーディオ機器で使えるという点でNMP822AC30がオススメかな。
別に緊急用として畏まらずに良質なDC電源として活用しつつ備えるというのが良いのではないかと思います。
ただ、製品によっては周辺回路の影響などから、純粋なバッテリー出力と言えないケースもありますので、その点は(あくまでオーディオ用電源として使う場合のみ)ご注意を。