先日からパワーディストリビューター絡みで電源ケーブルの極性を何度もテスターで調べていたんですが、やっぱりちょっと面倒なのでこの機会に検電ドライバーを導入しておきました。
ダイソーにないかなぁと見に行ってみましたが、さすがにマイナー過ぎて置いてなかったです。
置いてあったとしてもどうせ105円ではないでしょうし、信頼性や安全性を考えればホームセンターで購入したほうが良いのですけどね。
購入したANEXの製品にはAC極性チェック(通電チェックを兼ねる)のほか、道通テストの機能も実装されていました。
そもそもAC極性のことを説明しておかなくてはいけませんが、コンセントの差込口を良く見てもらうと、実は穴の長さが微妙に違うのはご存知でしょうか。
詳しくは解説してくれているサイトを参照いただくとして、基本的には上の写真のとおり、穴が長いほうがアース、短いほうがホットということになります。
実際には壁内の配線が間違っていたりして逆になってることもありますし、電源タップやケーブル内で反対になってる場合もありますけどね。
検電ドライバーはマイナスドライバーみたいな形状になっていて、これをコンセントの穴に差し込むことでアースとホットを判別するものです。
ホット側に挿すと上の写真のようにLEDが点灯するので極性が分かりますし、通電も分かるというわけです。
さらにこのモデルではドライバー内部に電池が入っていて、ドライバーのメタル部分に指を触れた状態でケーブルなどの片方の端を手で掴み、もう一方をドライバーの先に当てれば道通、つまり線がつながってるかを確認できます。
ちなみにテスターで測る場合はAC電圧計測モードで、マイナス側のテスター棒を手で持ってプラス側をコンセントの穴に差し込む形で測ります。
両方の穴で電圧が高いほうがホット、低い側がアースということですね。
また、プラグ側についてはケーブルやプラグの根本辺りにアース側のマークがあるものが結構あるので、これを参考にするのがお手軽です。
どれも使い方を間違わなければ感電などの危険性はないですけど、電気の知識が全くない人にはちょっと危険かも。
ただ、テスターがあるとバッテリーの残量とか断線の確認など、家庭でも結構使える局面がありますし、一つあると便利です。
この辺りのことをしっかりまとめた入門書やWebサイトがあると良いのですけどね。