テレビは大きくしたものの地上波がどうにも面白くないので、活用方法を模索した結果、Apple TVを導入してみました。
今回もタイミング良く整備済み製品が出ていたので、64GBモデルにしました。
調べてみるとアプリサイズに200MBという、よくわからない制限があるらしく32GBでも良いのでしょうけど、そっちは売り切れでしたし。
HDMIケーブルが付属しないことは事前にリサーチ済みでしたので別途用意しておきました。
開発用などでMacとつなぐためにUSB-C端子もありますが、このケーブルはとりあえず今のところは必要ないでしょう。
Siriリモコンの完成度とアプリの数に不安もありましたが、とりあえずはYouTubeを気軽に見られるようになれば十分かなと。
それならばChromecastなどの選択肢もありますけど、紗羅が使い慣れているという点でもAppleのほうが良いかなと考えてチョイスしました。
ちなみにLightningケーブルが付属していて、これはSiriリモコンの充電用です。
iPhoneアプリにもApple TV Remoteがあるのでほぼ同じことはできますが、第4世代からはHDMI-CECに対応しているので、Siriリモコンからボリューム操作もできますし、スリープするとテレビの電源も切れます(連動しないようにもApple TVの設定から可能)し、自動的に接続したHDMI入力に切り替わって、そこはなかなか便利です。
リモコンの質感もiPhoneみたいな感じでなかなか良いですし。
なお、スリープ解除時に当初はテレビの電源が入らなかったのですが、これはテレビ側の設定を変更したらOKでした。
SHARPの場合はファミリンク設定のところで電源連動機能をオンにすれば自動でテレビの電源がつきます。
迂闊にスリープ解除してもテレビがついちゃうので、そのへんは好みで選べば良いですが。
さきほども書いたように、テレビの電源などとの連携をオフにしたい場合は、Apple TVの「設定」から「リモコンとデバイス」で「テレビとレシーバーを制御」をオフにすれば連動しなくなります。
Apple TVの設定はiPhoneがあると楽チンで、途中でiPhoneのBluetoothをオンにしてApple TVに近づけるように指示があって、その通りにするとiPhoneからWi-Fiの設定などを抜き取っていってくれます。
こんなことが許されるのはApple製品どうしだけですよねぇ。
tvOSのアップデートが早速やってきて、そこそこ時間がかかりましたが、あとは勝手知ったるApple製品という感じで、使い勝手は悪くありません。
Siriの日本語認識はやっぱりイマイチですけど…。
そういう時はiPhoneのRemoteアプリでも良いのでしょうけど、個人的にはいまひとつ物足りない気分です。
たしかに日本語入力が必要な時にフリック入力できるのですけど、全体のUIはSiriリモコンそのものでiPhoneアプリだからこそ、というところがあまりないので…。
もう一つのSiriリモコンと考えれば良いのですが、2Playできるものでもアプリは2個目のコントローラとは認識されないものもあったりしました。
またYouTubeアプリの完成度もお世辞にも高いとはいえず、検索はできてもソートなどはできないようですし、それならばとiPhoneのYouTubeアプリからつなごうと思ったらそれもできず…。
PS3などはYouTubeアプリからのリモート操作ができて便利なんですけどねぇ。
AirPlayで飛ばすというのが操作性としては一番良いですが、せっかくならApple TV単体でも使いたいところです。
Bluetoothキーボードが使えるらしいので、そっちを試してみる予定です。
アプリの少なさも想像以上で、入れたアプリはYouTubeとDior TV、あとはテニスくらいでしょうか。
TVerくらいはあっても良いのに…と思いますけど、日本でのユーザーがそんなに多くないのでしょうね。
アプリサイズも制限されますし、Webブラウザもないし…というのはやっぱり開発者からすると痛いかなと感じます。
ただ、わざわざPS3を起動して…というのに比べたら格段に気楽に「とりあえずApple TV!」という気分になるのは導入してよかったです。
まだしっかり使いこなしているとは言いがたいところもありますし、キーボードも含めて徐々に活用方法を掘り下げていこうかと思っているところです。