CASIOから自分でオリジナルスタンプが作れる「pomrie」という製品が11/8に発売になるそうで。
昔、自分で缶バッジが作れるのが流行ったりしましたが、こういう製品って楽しいですよね。
3Dプリンターがだいぶ安くなってきましたけど今回のポムリエはスタンプに特化することで価格が圧倒的に安いのも魅力です。
USB接続のみの「STC-U10」が6000円くらい、Wi-Fi経由でスマートフォンでも使える「STC-W10」が7000円強というのはかなり気楽に手を出せる価格帯かと。
ただしそれだけに消耗品ビジネス的な部分はあるようで、スタンプのグリップ部分も含めた「スタンプキット」は15mm角で500円、30mm角で900円、最大サイズの45x90mmだと2000円とのこと。
スタンプの柄の部分はスタンプベースというスポンジゴムのみをシートホルダーに装着してポムリエ本体に入れる形のようですね。
ですからグリップ部分を共用するなら「交換用シートホルダー」のみを追加することもできそうです。
こちらだと2個でスタンプキットと同じ値段ですから、雑貨屋さんで売ってるスタンプともそんなにお値段に差がなくなるかも。
スタンプベースに似た素材を見つけられれば…というのも考えちゃいますが、単なるゴム状のものではなくて、スポンジ状のシートに熱を加えて浸透印ができる仕掛けのようなんですよね。
普通のスタンプみたいに凹凸がはっきりしてるわけではないので、印肉ではなくてこれまた専用に用意されている顔料インク(400円)を塗る形になるわけです。
どちらかと言うとプリントゴッコに近い仕掛けということになりますね。
内蔵スタンプも700種類ほどあるそうですが、やはりここはオリジナルで作ってこそでしょう。
スタンプデータの作成には専用アプリを使うそうで、パソコンは残念ながらWindows用のみのようです。
Wi-Fi対応モデルの方はiOSとAndroid用のスマートフォンアプリでも可能とのこと。
データは二値化した画像があればOKなはずですし、簡易版でも良いからMac対応してほしいですね。
ともあれ年賀状シーズンも近いですし、インクジェットだけでは出せない手作り感のある年賀状作りには良いアイテムになりそうです。