上海問屋さんのポータブルメディアプレーヤー「DN-MP08H」を親戚用に購入したので、私でセットアップ&お試ししてみました。
ポータブルというだけあってサイズはとても小さく、カードリーダよりも小さいくらいです。
ACアダプタが必要なので、本体だけで使えるわけではないですけどね。
できればUSBから給電できると便利だったかも。
ACアダプタをつなぎ、AVケーブルでテレビにつなぐと画面は出ますが、なにやら絵が変です。
あれ?故障?と思ったら、さにあらず。
デフォルトがPALになってただけで、これをNTSCに変更したら、ちゃんとした表示になりました。
なお、HDMIにも対応しており、ケーブルまで付属しているので、本来はこちらで使うのが良いですね。
基本動作は確認できましたから、次はSDHCカードに手持ちのデジカメの動画を入れてみます。
E-P1、NEX-5、DMC-GF1と試しますが、どれもバッチリ再生できます。
さらにGF1やTZ7などのAVCHDもちゃんと再生できたのは、ちょっと意外でした。
むしろ表示のきれいさなどはAVCHDが良くて、連続再生もしやすいので、これがベストの相性かも。
一方で、元々頼まれていたFLVファイルは意外にも再生できません。
このフィルムタイプには対応してません、といったメッセージ(英語)が表示されてしまいます。
一応、対応ファイル形式にFLVも入ってるんですが、動画は細かいコーデック違いなどが多くて厄介ですねぇ。
再生できないものは仕方ないですから、別形式に変換です。
変換には定番のHandBrakeを考えましたが、これだと時間がかかりすぎるのが問題です。
そこで、FLV Crunchというのを使ってみたら、これがなかなかでした。
ビットレートや解像度を変更しない指定で実行できたので、再エンコードせずに変換してくれているのかも。
うちの少々非力になってきたiMacでも、185MBのFLVファイルの変換で7分だったので、実用的な速度で変換できました。
一括変換もできますから、使い勝手も良いですしね。
あとはMacのドットで始まるファイルが見えたりしたので、そこはコンソールからdot_cleanで消して完成。
USBメモリのほうも無事に動作して、あとは親戚に引き渡すだけになりました。
元々の依頼がパソコン動画だったので、多少手間取りましたが、むしろデジカメ動画に最適な印象です。
最近のテレビはSDスロットがあってAVCHDやMP4などが再生可能なものも多いですが、古いタイプのテレビなどにこれをHDMIでつないでおけば、気軽にデジカメで撮った動画を見られるかと。
ただし、メニューが英語だったりしますし、それなりの知識が必要なところは上海問屋さんの製品らしいところも残るわけですけどね。
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