Hondaから出ているAC給電できる蓄電器「LiB-AID E500」のオーディオ機器向けモデル「LiB-AID E500 for Music」が参考出展されるそうで。
「LiB-AID E500」は以前も紹介したと思いますが、マイコン制御式正弦波インバーターを搭載しているので商用電源に負けないくらいの品質でAC給電が可能なものです。
今回のはさらに高品質な給電に特化したそうですが、書かれているのが「筐体内部に電磁波シールド塗装をほどこし、コンセントパネルや内部の配線ケーブルにはオーディオ機器に適した素材を採用」と、しっかり歪み率などを表示すれば良いのになぁという印象も。
弟たちはキャンピングカーで同じホンダの発電機「EU9i」を2台使っていますが、こちらもマイコン制御式正弦波インバーター搭載で歪み率はたしか2.5%とされていたかと思います。
実際、それでオーディオを鳴らしたりもしていますが、エンジンの五月蝿さは別にしてなかなかしっかりした音は出るようです。
ちなみにエンジンだと定格900VAですが、蓄電器の「E500」は定格300VA、最大500VAです。
ただ、EU9iやE500どうしを並列運転したりアシスト運転したりできるので、今回のもそれを駆使すればパワーアンプ駆動もできるでしょう。
300Wで1時間という動作時間も並列運転すれば伸びますし。
またオーディオマニアの間で良く有利だと言われる60Hzも選べますから、50Hz地域の方はそれだけでも興味が湧くのかも。
実際にキャンプや省電力でいくとカーバッテリーを使うのが便利でして、うちにも非常用電源も兼ねて昔キャンプで使っていたNationalのRV-GEAR ERV715でLXA-OT1を以前は鳴らしていました。
これはこれで楽しかったし音もなかなかでしたけれど、今回のオーディオ機器向けモデルはどこまで人気になるのかな?
マニア向けには多少高くなってもクリーン電源並みの歪み率になったほうが良いのでしょうが、通常モデルが実売8万円くらいというのを考えると非常用電源も兼ねて持っておくようなニーズのほうが台数は出るのかもしれません。
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