スマートリモコン「Nature Remo mini 2」を入手してみました。
上位モデルには温度に加えて、湿度、照度、人感センサーを装備したものもありますが、私自身は単純に「スマホで使える記憶リモコン」が欲しかったのでこちらをチョイスしました。
パッケージには給電に使うmicroUSBケーブル、取説などが付属します。
思い込みでてっきりバッテリー駆動だと思っていましたが考えてみれば当然なんですけどもmicroUSB端子に給電が必要です。
USB-ACアダプタは付属しないので、5Vで1A以上のものを別途用意する必要があります。
うちではiPhoneに付属していたもの(5V1A)を使っています。
USB端子はかなり奥まった位置にあり、付属のケーブルでないと挿せない可能性もあります。
電源スイッチもありませんから、頻繁に抜き差しするような使い方はちょっと厳しいかもしれませんし、その場合はACコンセントから抜いてしまうのが良いでしょう。
ちなみに電源を抜いても設定は記憶されています。
iPhoneアプリを落としたタイミングではBluetooth Low Energyを使うみたいですが、その後は2.4GHz帯のWi-Fiを使用します。
できれば5GHzにも対応してほしい気もしますが、今のところは特にこれで支障ありません。
ファームウェアのアップデートが来ていたので、まずはそれから実施しました。
リモコンの飛びは非常に良く、よっぽど広い部屋でもなければ、部屋のほぼどこに設置してあっても受信できると思います。
オーディオ機器などはなぜかリモコンの送信が弱かったり受信域が妙に狭いものがありますが、そういうものを強化するのにも良いでしょう。
壊れやすいリモコンの保険にもなってくれますし。
学習はかんたんで、照明やエアコンなどはプリセットがあって最初に点灯やオン・オフボタンを押すことでメーカーコードを特定してくれます。
ちなみに東芝のシーリングライトはなぜか三菱で認識されました。
AV機器などはプリセットはほぼないので、手動で登録する必要があります。
ボタンのアイコンの種類はそこそこ用意されていますが、特殊な感じのものはそう多くないので説明の文字列で注釈すると良いでしょう。
ユーザーどうしでリモコンコードを共有できたりすると、リモコンをなくしたケースにも対応できるし便利だと思いますけど権利の問題などもあるのかな?
導入してみると使用頻度が高いのはやっぱりオーディオ機器で、ネットワークプレーヤーのコントロールアプリと同じ端末で普通のリモコンも操作できるのが結構便利です。
当然、温度との連動も可能ですし、位置情報と合わせて「オートメーション」をマクロっぽく組むこともできるので、エアコンの制御とかに使うのも良いのでしょう。
前述のようにWi-Fiに接続する必要がありますが、操作するアプリ側は同じLAN内でなくてもOKで、すなわち屋外からも遠隔でリモコン操作できるということになります。
つまりは外部サーバとも接続しているということでもあって、そのあたりでセキュリティや誤動作の不安は多少あると思うので、火事につながるようなものは避けたほうが良いかもしれません。
ほかにもApple Watchアプリでの操作も可能ですけど、こちらはプリセットのものだけが対象で記憶させた機器が操作できないのが残念です。
ただショートカットを登録することでSiri経由で操作することもできたりと結構多機能ですので、お気に入りの使いこなしを見つけるのも楽しいかと思います。
最後に、Nature Remo50万台感謝祭が開催中です。
私も単なるユーザーとして応募しましたが、これを機にユーザーになって応募してみるのも良いかと思います。
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