Panasonicからハイレゾ音声再生対応のBlu-rayプレーヤー「DMP-BD81」が5/25に発売予定だそうで。
Blu-ray自体が音声フォーマットとして「ハイレゾ」に対応してるわけですが、そのDAC部分を活用し、BD-RやDVD、CDに焼いたり、2TBまでの外付けHDDやUSBメモリに入れた24bit/192kHzまでのFLAC/WAVを再生できるというものです。
PCオーディオ寄りから入ったユーザーにはネットワークプレーヤーやUSB-DACのほうが馴染みやすいのですけど、これまでディスクメディアしか使ってなかった方にはこっちのほうが分かりやすいかもしれませんね。
ディスクに焼くのですら難しいくらいでしょうが、ハイレゾ配信サイトからダウンロードしたものをUSBメモリやHDDにコピーする程度なら大丈夫という人も多そうです。
なお、当然ながらハイレゾデータだけではなく、MP3/WMA/AACにも対応していますし、MKV/MP4/MPEG-2の動画やJPEG静止画もカバーしています。
一点気になるとすれば出力の仕様で、HDMI端子1つのみなんですよね。
HDMI以外にはアナログ出力も同軸・光デジタル出力もありませんから、AVアンプを使うのが前提なのでしょう。
最近の液晶テレビなどもこういう仕様らしいですし、仕方がないのかもしれませんが、できればアナログ音声出力くらいはあっても良かったかな。
ユーザー側での対策としてはHDMIサウンド分離機などを使って音声を取り出す形になるでしょう。
また、Ethernet端子もありますが、これについては商品サイトでは触れられていません。
ビエラリンク用かな?とも思いますけど、ネットワークプレーヤー的な機能もあったら面白いのですけどね。
ただなにぶん価格が1万円台中盤というものですし、割りきって考えれば光学メディアプレーヤーとしてはかなりお買い得な感じがします。